ひとつは欲しいフィレンツェ彫りとダマスキナード
宝飾の中でも、金細工をあしらったものには特別の品格があります。金細工はイタリアなどで特に発展してきましたが、中でも特に有名なのが「フィレンツェの手彫金細工」です。フィレンツェは絵画や彫刻、建築などさまざまな芸術が花開いたことで知られていますが、ルネッサンス時代には「オラフォ」と呼ばれる金細工師が高度な技術を駆使した金細工を制作していました。現在のフィレンツェの金細工もこの時代の技術を受け継いだもので、特に「透かし彫り」は他の追随を許さない高いクオリティを維持しています。フィレンツェの透かし彫りでは極細の彫刻刀とドリル、そして糸ノコのみを使用した本物の手作りです。数あるフィレンツェの金細工メーカーの中でも特に人気があるのは「メリ・ジョイエッリ(Meli Gioielli)」です。イヤリングなどはもちろんのこと、カメオを嵌め込んだブローチやペンダントトップなどにも非常に美しいものがあります。お値段はそれなりに張りますが、それに見合う価値は十分にあります。これ以外に、スペイン・トレドの金細工も個性的で人気があります。黒地に施された渋い金の細工がトレードマークとなっているトレドの金細工は「ダマスキナード(Damasquinado)」と呼ばれていますが、これはシリアの「ダマスカスの細工物」という意味です。8世紀から15世紀にかけてイスラム勢力圏にあったスペインの中でも、特にトレドはイスラム文化や思想の影響を強く受けたことで知られています。鋼板に24金の金箔や金糸をはめ込んでいき、これを900度程度に熱した腐蝕剤、硝酸カリウムの液に付けて処理します。ダマスキナードのブレスレットやバレッタ、イヤリングは海外旅行のお土産にもぴったりです。
Fatal error: Call to undefined function getclientlink() in /home/world000/public_html/bo5015/htdocs/kinzaiku/index.html on line 88